2022年7月6日

現在、国内で販売されている安価な野球ボールのほとんどは海外生産された輸入品で、中には品質が安定しないものや、素材や製造法に難があるものも数多く存在します。
野球ボールは、攻守共に深く関わる重要なアイテムであり、使い勝手がよくあるべきだとFoseKiftは考えています。
できる限り本物の製品にこだわりたく2022年2月に硬式野球ボールの製造を障害者も行っている工場とFoseKiftが契約を締結し、製造販売を開始いたしました。

本来、天然皮を使用した野球ボールは、皮や糸の特性を見極めながら一針一針縫っていかなければ、ゆがみやムラができ、練習や試合に大きな影響を与えてしまうほど重要なものです。弊社の「日本製にこだわる硬式ボール」は最も重要な皮革部分に日本国内で生産された、国産の天然牛革の一枚革を使用しており、一枚ごとに厚み・硬さ・伸縮性などを見極め、手作業で型抜きをしています。
球芯への糸巻きも、機械化が進んでいる中であえて手巻きにこだわり、ゆがみや伸縮性のムラがなくなるよう、一球ずつ手作業でしっかりと確認しながら糸を巻いて製作しています。最も難しいといわれる縫製も、時間をかけて一目ずつ、縫い目の高さや幅、テンションなどが均一になるよう、裁断された川の特性を一枚ごとに見極めながら、時間をかけて手作業で丁寧に縫っております。
現在、ここまで素材と製造が国産であることにこだわった企業はほとんどないといっても過言ではございません。
ここで作られたボールは、すでに全国各地に納品されており、「ボールを打って変形などはない」などの高評価なご意見も多数いただいております。

さらに、製造には身体障害者の方々も関わり、集中して丁寧にボール作りに取り組んでいます。その証明としてボールに両手を包み込むマークを作成し、製造したボールにプリントを施しています。このボールが多く使われて行くことが障害者の雇用を生み、社会貢献につながることをFoseKiftは願っています。

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